【英検でつまずく「要約」の解き方】実はめちゃくちゃ簡単？

こんにちは。せいじです。（@seiz_suzuki）

さるくん

せいじ先生！英検の要約問題が難しすぎるよー！😭

せいじ

結構多くの人がつまずいているよね💦 でも要約問題にはカギとなる考え方があるんだ💡

さるくん

えー？！なになに？！教えてほしい！🙌

今日は誰もが苦手な要約問題について解説をしていきます😊

僕自身、大学受験をしていた頃に、何十何百という問題を解きましたので、今日はそのコツをお伝えできればなと思っています✨

要約問題のカギ

さるくん

でもほら、要約って特殊だからさ。何かこう独特なテクニックが必要なんでしょ？！

せいじ

ははは笑😂 そんなことはないよ♪ 客観的な数字と、簡潔にまとめる力を養うことがポイントだね！🙌

段落ごとの文字数を決定する

さるくん

す、数字？それって一体どういうこと？？

せいじ

例えば英検２級であれば、45〜55語でまとめなければいけないよね。だったら、単純計算で55÷３をしてみようか😊

さるくん

え？そんな単純でいいの？

せいじ

いいんだ✨ すると各段落ごとに15〜18語でおさえればいいってなってくる🤔 そうして小さな枠を設定しておくことで、本番に焦らずに済むんだよ！🙌

以下、僕の英検要約問題の初手です👇

かなり客観的でズルい手法に見えますが笑、初心者ほどこの手法は効果を発揮します💪

特に「要約なんて、何からやればいいのかさっぱり…」という方にはオススメですね😊

本番で語数を数えるのにも手間取りませんし、ある程度のアウトラインが引かれているような感覚になりますので、「全部を読んでなんとなく語数以内におさめて要約する」という漠然とした手法から抜け出す第一歩となります🙌

さるくん

ほ、ほんとだ！英語の中身はさておいて、なんか自然とキレイにまとめられているッ！😆

せいじ

そうなんだ😊 まずはこの「各段落の語数を設定する」という手法が、初心者にはバッチリ効くんだ🙌 もちろん、誤差はあるだろうから、あくまで目安として「段落数で割る」のがいいんだよ✨

要約のポイント

さるくん

でもせいじ先生💦 語数内におさめようとしても、やっぱり「要約がなんたるか」がわからないよ…😢

せいじ

そうだよね💦 僕のオススメはズバリ、「本文を読んだら目を離して説明する」だね！🙌

さるくん

な、なんじゃそりゃ？？

誰もがよくやってしまいがちな手法なのが、「要約」とは本文を “ただ言い換えるだけ” だと勘違いすることです💦

ゆえに、一段落を読み終わった後に、すぐに隠してみるか目を離すかしてみてください😊

目を離しましたら、すぐに「えーっと…確かこういう内容だったはず」と、日本語で説明できるかどうかをチェックしてみましょう🙌

さるくん

これに一体、なんの意味があるの？

せいじ

実はね… これができていない人っていうのは「そもそも文章や会話の要約が普段からできていない」ということなんだよ😊

さるくん

ひ、ひどいや！一体どういうことなの？

僕が言いたいこととは、

これができていなければ、そもそも要約問題のスタート地点に立てていないということです💦

要約問題とは、結局のところ「一節を読んでそれを簡潔に伝える力」を問うている問題だからですね😊

トレーニングとして、「２級/準１級/１級」とどの級でも構いませんから、一段落めを読んでみてください🙌

▶︎ 英検過去問

そして、それをすぐに頭でまとめて口に出してみましょう☝️

できる限り少ない語彙で（日本語で問題ありません✨）説明することを心がけましょう！

• 読むのに時間がかかってしまう
• どうしても説明が長くなってしまう
• 何度も本文の見直しをしまくってしまう

という問題点があるようであれば、早急に対応して直していきましょう💪

読めていなかったり、頭の中で整理がついていない証拠です☝️

口頭でもサッとまとめて簡潔に伝えられれば、もう要約問題は終わったようなものです😊

ムダを省くこと

さるくん

せいじ先生！エッセイの問題（作文の問題）みたいに、やっぱり「However」とか「Therefore」とか、そういう接続詞のテクニックは必要だよね！

せいじ

なるほど。僕はその意見には懐疑的なんだよね😊 なぜかというと、要約問題ってかなり語数が限られているからなんだ💡

さるくん

え？な、なくてもいいってこと？違和感ない？！

せいじ

多くの日本人が勘違いしがちなんだけど、英語ではあまり接続詞を多用しなくてもいいんだ😊

特に英検２級となりますと、かなり語数は限られてきます🤔

そうしますと、接続詞をバンバン入れている場合ではありません。

せいじ

もはや各段落の冒頭の接続詞なんて、僕は要約問題ではほとんど入れていないよ😊 たまに「Also」や「Plus」なんてのは入れるけど、基本はなくったって大丈夫👍 大事なのはいかに内容を詰め込むかだからなんだ✨

つまり、余分な表現は削るに限る、ということですね🙌

パラフレーズの能力は問われていない

さるくん

なるほど。だいぶわかってきた！せいじ先生、またやってみたから添削して！🙌

せいじ

ふむふむ… なるほど。さるくん、本文をただ言い換えていることに終始していないかい？😊

さるくん

ギクっ！バレたか💦

最初に述べた通り、要約問題というのは「読んだ後に目を離しても説明できるか？」という力が問われています。

もちろん、本番に本文から目を離せと言っているのではなくて笑、要約問題の本質はそこにあるということです😊

多少のパラフレーズ（＝言い換え）はいいですが、

1. 原文をなぞりながら
2. ただパラフレーズしただけ

では、要約というよりも「原文をただ短縮しただけ」とも言えます💦

少し中〜上級の回答を目指すのであれば、やはり「自分の英語で」書いてみることですね😊

①ができたら、その後は一切原文を見ないことをオススメします✨

せいじ

要約っていうのはね、「君が読んだ文を一言で表してくれ」って頼まれているようなものなんだ😊

さるくん

そうか。だからパラフレーズばかりしていると、毎度毎度原文に戻っちゃって「単なる言い換え」で終わっちゃうんだね💦

せいじ

その通り✨ これはあくまで僕なりの手法だけどね。でも試しに生徒さんの前でこの通りにやって見せてあげたら、「なんて簡潔にまとまってるんだろう！」と言って、マネしてくれるんだ😊

要約の本質とは、

ということではないということ☝️

せいじ

だから「ザッと読んで日本語で各段落を簡潔に説明する」っていうトレーニングは、要約の本質と言えるんだ😊

まとめ

以下、要約のポイントです👇

必要であればパラフレーズ（＝言い換え）をしてもいいですし、最初は模範解答に沿っても大丈夫です😊

ただ、要約問題の本質を見誤りますと、先述したような言い換えや接続詞を多用するなどの「勘違い」にハマってしまいますので、注意しておきましょうね🙌

せいじ

それではまた！