こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
to不定詞の用法といえば、
- 名詞的用法
- 形容詞的用法
- 副詞的用法
の3つが有名ですよね✨
ただ、この中の副詞的用法が結構厄介なんですよね💦
それは「訳出の仕方に困るから」です。
でもパターンさえ押さえておけば、かなり理解が進みますので頑張って学んでいきましょう💪
- to不定詞基礎
- 副詞的用法のいろいろ
副詞的用法の復習

- I went to the store / to buy some bread.
(パンを買うために店に行った) - She got up early / to study.
(勉強するために早起きした)
まずは「〜するために」という訳出をしてみるのが無難です✨
また直前に「名詞」があったとしても、すぐに「形容詞的用法だ!」と飛びつかないことですね♪
「動詞にかかっている(動詞を修飾している)のでは?」と、訳をしてみて違和感がないかどうかを確かめてみましょう🙌
これを見極めるためには…
…実は「慣れ」や「感覚」も必要です💦
- 文法的にアプローチする
- 一度訳してみて自然かどうか判断する
- あとは多くの文を読んでいく中で経験を積む
この流れを大事にして、読解してみましょう🙌
感情を表す形容詞
「感情を表す形容詞」と「副詞的なto不定詞の用法」は、かなり親和性が高いです✨
「理由を表すto不定詞の用法」ともいえます😊
- glad
- happy
- sorry
- shocked
- excited
- relieved
などなど。
早速例文を見ていきましょう👇
- I was sad / to hear that.(それを聞いて悲しかった)
- I was surprised / to hear the news.(そのニュースを聞いて驚いた)
- She was relieved / to find her keys.(鍵が見つかってホッとした)
- He was surprised / to be invited to the party.(招待されて驚いた)
こう見てみますと、「〜して…だった」というような例文が多いですね😊
結果を表すto不定詞
「結果を表すto不定詞」とは、みなさんも聞いたことがあるかと思います😊
早速、例文を見てみましょう👇
- He grew up / to become a doctor.
(彼は成長して医者になった) - She woke up / to find herself alone.
(目を覚ますと自分が1人だった)
なんだか訳が今までと違いませんかね?😊
- まずto不定詞の前までの動作を訳す
- その後の話(=結果)を続いてそのまま訳出する
今までとは「逆の訳し方」になるため、違和感があって難しいのです💦
特に有名なのは、
▶︎ He lived / to be 90.(彼は生きて90歳になった = 90歳まで生きた)
という表現。
ただ、これを一つ覚えておけば「こんな訳し方もあるのか」と覚えられますね✨
〜するなんて…
この構文は「It is 人の性質を表す形容詞+of+人+to…」の形として覚えている人が多いかと思います😊
▶︎ It is kind of you / to help me.(手伝ってくれるなんて君は優しいね)
しかしこれは、Itを仮の主語(=形式主語)として置き、to以下を真主語としておいているとも考えられます🤔(いわゆる名詞的用法)
ゆえに副詞的用法として厳密に言うのであれば、以下のような文が副詞的用法として妥当だと思われます👇
- He is foolish / to believe that.
(それを信じるとは彼は愚かだ) - You were kind / (enough) to help me.
(手伝ってくれるとはあなたは優しい)
特に「形容詞+enough to〜」という表現は決まり文句です✨
形容詞の意味を補う
最後はちょっとトリッキーです💦
早速例文を見てみましょう👇
- It’s difficult / to explain.(それを説明するのは難しい)
- It’s easy / to understand.(それを理解するのは簡単だ)
なんと主語がそのまま、to不定詞以下の動詞の目的語となるのです🙌
この文を「The text is hard / to understand.」(この文章は理解しづらい)と書き換えれば、よりこの文の特殊性がわかるでしょう✨
「The text」が「understand」の目的語になっていますよね😊(understandの後ろには何もない)
他にも「too〜to…」構文、先ほどの「enough to〜」なども有名です👇
- He’s too young to drive.
(彼は若すぎて運転できない) - The box is light enough to lift.
(この箱は持ち上げられるくらい軽い)
「too〜to…」構文の場合は、当然のことながら「He」が「driveの目的語」になっているわけではありません。
このように「…するには〜すぎる」という表現も “意外にも” 特殊な形ですので、覚えてしまいましょう🙌
一方で2行目の「enough to〜」の文のほうは、「easy/difficult/hard」の文といっしょで、「The box」が「liftの目的語」になっていますね😊
まとめ
to不定詞の副詞的用法と言っても、様々な用法があります✨
以下、まとめです👇
- 感情を表す形容詞
- 結果を表すto不定詞
- 〜するなんて…
- 形容詞の意味を補う
全部覚える必要はありませんが、適宜訳せるようにしておくといいでしょう😊






