こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)

- -erの付け方
- moreの付け方
- 比較級で押さえる表現
比較級の基本

原級比較の時は「形容詞/副詞」の形が変わらなかったため、「as」で挟めばいいだけでしたね✨
今回は「AよりBのほうが…」という表現にしたいため、「形容詞/副詞」の部分の形が変わってきます💦
しかし基本は、
- 単語が短ければ語尾に「-er」
- 単語が長ければ単語の前に「more」
くらいの感覚を持っていて大丈夫です😊
特に詳しい説明はしませんが、「〜よりも」に当たる部分は「than」を使います✨
「than」の後は「as」の時と同様、
- 主語+動詞
- 主語(+動詞)
- 代名詞の目的格
のパターンがあります🎵
【-erの場合】👇
- My house is bigger / than yours.(私の家はあなたのより大きい)
- He runs / faster / than me.(彼は私よりも速く走る)
【moreの場合】👇
- This movie is more exciting / than the last one.(この映画は前のよりワクワクする)
- Our group is discussing this topic / more seriously / than that group. (私たちのグループはあちらよりも真剣にこの議題について話し合っている)
感覚としては原級比較の「as」の挟み方と似ています😊
元の文「My house is big.」の場合「どこを-erに変えるか?」と考えてみましょう🎵
この場合は「形容詞のbig」が比較として変化させる対象となり、「g」が重なるという細かい点に注意して「-er」をつければ大丈夫です🙌
『「-er」なのか?「more」なのか?』という疑問が出てくることもあるかもしれませんが、その場合はかなり使い慣れていない単語だと思われます。
文法書や長文を読んでゆく中で出会う回数を増やし、自然と習得していくほうが近道でしょう😊
【どちらでもいい場合】👇
- The room is quieter[more quiet] / than before.(その部屋は前より静かだ)
気を付けるべき表現
比較になると、形が全くもって変わってしまうものもあります💦
- good/well ▶︎ better
- bad ▶︎ worse
- far ▶︎ farther / further
- little ▶︎ less
- many/much ▶︎ more
ちなみに「farther」は物理的な距離について使うことができ、「further」は心理的/比喩的(抽象的)な距離について使えると言われています✨
- My house is farther / from here / than yours.(私の家はあなたの家よりもここから遠いです)
- I need to get further information.(さらに情報を得る必要があります)
「many/much」については、元の文から考えるとわかりやすいです😊
【形容詞の場合】👇
- I have many books.(私はたくさんの本を持っている)
- ▶︎ I have more books / than him.(私は彼より多くの本を持っている)
ここで一緒に「well ▶︎ better」も押さえておきましょう😊
「much」は不可算名詞の前につくだけでなく、「well」のように副詞として使うことがあります。
【副詞の場合】👇
- She talks / so much.(彼女はたくさん話す)
- ▶︎ She talks / more / than I do.(彼女は僕よりももっと話す)
「well」についても一緒です🎵(「much」はあまり単体で使いません)
- She speaks English / well.(彼女は英語を上手に話す)
- ▶︎ She speaks English / better / than I do.(彼女は僕よりも上手に英語を話す)
形が変わるからといって、大きな文構造が変わったわけではありません✨
「many/much ▶︎ more」「good/well ▶︎ better」は多くの人が適当に覚えています💦
元の文をしっかりと見て、変化させたいですね😊

強調したい場合
比較級では「ずっと/もっと〜だ」という強調表現があります😊
She is much taller / than her brother.(彼女は兄よりずっと背が高い)
他にも「a lot」「far」などがあり、口語では「way」が使われます🙌
This laptop is way cheaper / than that one.(このノートパソコンはあのノートパソコンよりはるかに安い)
「少しだけ/若干〜」なら「a little」「slightly」などが使えます😊
Today is a little colder / than yesterday.(今日は昨日より少し寒い)
「〜倍」という表現
This bag is three times more expensive than that bag.(このバッグはあれよりも3倍高い)
この「more〜than」の部分を「as〜as」に変えても大丈夫です😊
ただし、形が変わっている場合(bigがbigger、manyがmoreなど)はその直前に「〜倍」を表す表現をつければOKです🙆♀️
比較級を使わない比較
【moreなどの比較表現を使わない場合】👇
- I prefer coffee to tea.(紅茶よりコーヒーが好きです)
- This model is superior to the old one.(このモデルは古いものより優れている)
- He is junior to me / by two years.(彼は私より2歳年下です)
最後の文にあるように「〜分だけ」と言いたい場合は「by+数/数量」を使います✨
まとめ
比較表現は以下の点がポイントです😊
- 形容詞や副詞の形を変えて「〜より…」
- 短ければ語尾に「-er」をつける
- 長ければ単語の前に「more」をつける
- 「more」や「better」のように形自体が変わるものがある
- 強調したい場合は「much」などを前につける
- 比較級を使わない表現もあるので注意