こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

関係代名詞の「what」については、以前にも記事にしました。

【関係代名詞のwhatの使い方】the thing(s) whichで置き換える関係代名詞whatについての記事です。使い方や注意点など、わかりやすく解説していきます。...

この記事でも触れていますが、改めて、

文中に出てくるwhatって、関係代名詞と間接疑問文、どっちで訳せばいいの?

ということを深掘りしていこうと思います😊

訳し方はどちらでもOK

さるくん
さるくん
せいじ先生!これに関しては「what」の勉強の時にやったから、もう大丈夫だよ!🙌
せいじ
せいじ
うん!そう信じてはいるけど笑、また改めて細かく見ていこうか😊

関係代名詞の場合

さるくん
さるくん
関係代名詞ってことは、what = the thing(s) whichになってるってことだよね?

そうだね!🙌 いわゆる「こと/もの」と訳すのが基本になるよ😊

  • I don’t know [what he is saying].(彼の言っていることがわからない)
  • [What I want to say] is (that) you’re beautiful.(僕の言いたいことは君は美しいってこと)
せいじ
せいじ
後者の文のように、文頭にwhatが来る場合なんかは、明らかに関係代名詞ってわかるんだよね😊
さるくん
さるくん
うん!確かに!訳がそれしかできないからね💦 でも前者は物議を醸(かも)すよね… どっちとも取れるというか…
せいじ
せいじ
そうそう。でも僕の個人的な意見を言うのであれば、前者の文では「こと/もの」と訳さないほうがいいと思っているよ✨ 別に大きな理由はないんだけど、間接疑問文自体が、疑問文の「何/どこ/いつ」のような訳し方をしたほうが、ストレートだからなんだ😊

上の文のように、途中から「what」が挿入されてくるような場合では、「こと/もの」とあえて訳す必要性がないというのが、僕の見解です🙌

  • I don’t know [where he lives].
    (彼がどこに住んでいるのか知らない)
  • I don’t know [when he came].(彼がいつ来たか知りません)

これは後述しますが、間接疑問文とは元々の疑問文を途中に挿入しているようなイメージです😊

さるくん
さるくん
そうか!だったら「what」も関係代名詞とは取れるけど、間接疑問として捉えたほうがいいってことね✨
せいじ
せいじ
そういうこと🙌

間接疑問文として訳す

さるくん
さるくん
なるほど。じゃあ間接疑問文として訳してみたほうがいいってことね🤔
せいじ
せいじ
そうだね!早速やってみようか😊
  • I don’t know [what he is saying].(彼が何を言っているのかわからない)
  • Do you know [what is going on]?(何が起こっているかわかる?)

特に後者の文などは、あえて「訳:起こっていること」とする必要はなさそうですよね😊

もちろん、「どちらのほうがいい」ということを決めることが目的ではありません🙂‍↔️

しかし、途中から疑問文が挿入されていることを考えれば、

間接疑問文(何)として訳出する

というほうが、理にかなっています✨

  1. 関係代名詞
  2. 間接疑問文

の両方の構造を理解することが「本質」ではありますが、途中で疑問詞(whatなど)が挿入されているような疑問文であれば、間接疑問文として訳してしまいましょう👍

関係副詞を見る

さるくん
さるくん
せいじ先生!関係副詞ってのもあったよね。これってどうなの?
せいじ
せいじ
お!よく気づいたね😊 これはかなり細かな論点になるんだけど、関係副詞としても見ることができるんだ!🙌
  • I don’t know [where he is].(彼がどこにいるのかわからない)
  • I don’t know (the place) [where he is].(彼がいる場所がわからない)▶︎ 関係副詞のwhereとして認識
【関係副詞は関係代名詞と何が違うの?】後ろに来るのは完全文こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki) https://www.seiji-grammar....
さるくん
さるくん
あ、あれ?「the place」が隠れてるってこと?
せいじ
せいじ
そういう考え方だね✨ いや、もちろんかなり “無理矢理な” 考え方なんだけどね💦 でもパターンとしてはもちろんあり得る😊 だからさっきの「what」の結論のように、間接疑問文で捉えてしまうことが、一番楽なんだよ🙌

訳し方は「what」の時と同じパターンで、2通りの訳し方があるのは事実です😊

僕なりにいつも生徒さんにお伝えしているのは、以下の流れです👇

途中で出てくる疑問詞には…
  1. 2パターンがある可能性はある
  2. ただし基本は「間接疑問文」として捉える
  3. 関係代名詞や関係副詞は、形として別に勉強しておく

まとめ

途中で出てくる疑問詞については、以下のようにまとめておきます😊

間接疑問文か関係代名詞かは…
  1. 両方の構造を別々に理解しておく
  2. 途中に入ってくる疑問を見たら「間接疑問文」として訳してしまう
  3. 関係代名詞や関係副詞の可能性も考えるが、基本は遠回りなので推奨しない

構造に対して、疑問に思うことは素晴らしいことです😊

この場合は、実際はどちらとでも取れるわけですし、しかも訳はほぼ変わりません✨

前の記事も参考にしていただき、理解を深めてくださいね!🙌

【間接疑問文って何?!関係代名詞との違いは?】会話で使える表現間接疑問文についての記事です。細かな疑問まで詰めてあります😊...
せいじ
せいじ
それではまた!