こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

さるくん
さるくん
せいじ先生!「これって英語でどう言うんだろう?」っていうのがあって…日本語だとバシッといけるのに、なんで英語はこんなに周りくどく説明することが多いの?
せいじ
せいじ
さるくん、まずは英語という言語の特性を考えることが大切だよ😊 日本人は日本語に慣れているから(当然だけど)、「日本語だったらこのニュアンスを伝えられるのに…」と思ってしまいがちなんだ💦

英語は「日本語と全く違う言語」…と言うつもりはありませんが、言語距離が相当離れている言語だと言えます😊

英語にはないものと言えば、

  1. 漢字
  2. 縦書き

などでして、日本語では当たり前のことも、英語ではできないことがあります💦

今日は「英語に訳すため」のお作法を、一緒に考えていきましょう😊

そもそも英語って?

さるくん
さるくん
なるほどね。確かに日本語と違うってことくらい、表記を見りゃ誰だってわかるよ!
せいじ
せいじ
じゃあなんで直訳しようとするんだい?😊
さるくん
さるくん
い、いや…だって日本語にあるニュアンスだって、英語にもあるでしょ?
せいじ
せいじ
ううん。そこが実は落とし穴なんだ🕳️ 言語は文化とも密接に繋がっているから、日本語にある表現も、英語ではなかなか訳せないことがあるんだよ✨ もちろん、逆もまた然りだけどね😊

英語には様々な特徴があります👇

  • 横に書く
  • アクセントやストレスが大事
  • 筆記体など流れるように書く
  • 音が強いためライミングやラップなどの文化が目立つ

これらの「言語の違い」をなんとかして無理やり一緒にしようとするのには、無理があるというわけですね😊

英語に縦書きは基本的にありませんし、日本語にあるカチカチっとした漢字(四角のマスに書くような文字)はありません。

漢字の場合、漢字が書けなくともパッと見れば「たぶんこんな意味だろうな」という推測が立ちます✨

英語にも接頭語や接尾語、語源などから推測できることはありますが、漢字ほどパッとわかるものではありません。

ここにも大きな違いがありますね♪

さるくん
さるくん
ふむふむ。確かに英語って、小さい頃から歌の中でライミング(韻)を教わるよね
せいじ
せいじ
日本でもラップの文化は流行っているけど、日本は日本らしい独特のライミングであって、英語の流れるような曲調とはまた違う味があるよね😊

発音についてもそうですね。

他の言語を聞いてわかるように、日本語以外の言語と日本語を比べても「こんな発音できない!」という発音があります🙌

要は、そもそも論として「全く別次元のもの(=言語)を学んでいる」という自覚が必要だということです♪

そもそも英語って…

日本語と言語距離が遠く、日本語にはない独特のリズムや感性、書き方や話し方がある。

英語へ訳すときの注意点

さるくん
さるくん
せいじ先生〜!それでもやっぱり日本語の二字熟語とか四字熟語が楽(らく)すぎて、英語に訳すのが難しいよ〜😭
せいじ
せいじ
なるほど💡 でもまずは第一歩だね😊
さるくん
さるくん
え?どういうこと?
せいじ
せいじ
だって、日本語には日本語の「伝えやすさ/表現のしやすさ」があるって、気づいたわけでしょ? それはつまり、他の言語にはない特性に気づけたってことだよ✨

英語について言えば、日本の教育シーンでは当たり前となっています。

英語教育がビジネスにもなっているくらい、日本人としては「英語は避けて通れない」という教科になっていますよね💦

しかし、英語が当たり前の教科になってきているからと言って、日本語と相性が良いわけではありません。

それでしたら、

  1. 韓国語
  2. 中国語

などの方が、音が似ていること漢字が使われていることから、学ぶのが楽だと言っても過言ではありませんよね✨

まずは大前提として、日本語は英語で表現しづらいという立場に立つことが大事なのです😊

日本語は…

韓国語や中国語などと相性が良いはずであって、英語はそもそも訳すのが難しい。

英語は文にする

さて、「英語は文で考える」という考え方。

僕はこの考え方を大事にしています😊

さるくん
さるくん
いやいや。だって英語って主語とか面倒だし、日本語みたいなパッと言える一言みたいなものがないじゃない💦 いつもbe動詞とか入るし…
せいじ
せいじ
でもそれこそが、英語を学ぶ上で意識しておくべきことなんだ✨ 二字熟語や漢字語を「英文で説明してみる」というエクササイズは、英語の勉強にはもってこいだよ💪

例えばですが、日本独特の単語などは以下のように説明せざるを得ません💦

牛丼🐮

▶︎ a bowl of rice topped with cooked beef and onions

木漏れ日🌱

▶︎ sunlight filtering through the trees/leaves

これはかなり極端に説明した例です😆

「牛丼」は正直、「beef bowl」でも通じますからね✨

しかし、この感覚を持ち合わせるということが大事だということ。

この感覚でいますと、大抵は「説明すること」で言いたいことが通じます😊

せいじ
せいじ
何が言いたいかっていうとね、こうやって「説明すること」が英語特有の文の作り方っていうことなんだ🙌
さるくん
さるくん
そうか〜。僕は直訳しようと思って、難しい単語をいちいち覚えなきゃいけないのかと躍起になっていたよ💦
せいじ
せいじ
もちろん、ピンポイントでその言葉を出せるのは良いこと👍 何でもかんでも「知らないからとりあえず説明すればいい」というわけではないからね😊 語彙を増やす努力はまた別の話。だけどこの感覚を持っておけば、コミュニケーション能力は格段に上達するよ♪

例えば、「断捨離する」を表す「declutter」という単語があります。(「clutter=雑多なもの」を排除することから)

⚫︎ I decided to declutter my room.(部屋を断捨離することにしたよ)

▶︎ I have a lot of stuff in my room so I decided to get rid of some of them.(部屋にものがたくさんあるから、いくつか捨てることにした)

このように、パッとその単語が出てこないことは、言語学習においてはよくあることです🤔

ここで英語独特の感覚に慣れておきますと、

せいじ
せいじ
断捨離という言葉が出なくても、部屋を片付けるという話をすればいい

という発想になります✨

ゆえに、以下のことを理解しておくべきです😊

英語は文で考える
  1. そもそも漢字がない
  2. 横に長く書く言語である
  3. 日本語特有の二字熟語などもない
  4. 長ったらしく聞こえるが文で説明する言語

まとめ

以下、英語で考えるときのポイントです👇

英語で考える時には…
  1. 日本語と言語距離が離れている
  2. 当然だが漢字や二字熟語なんてない
  3. 横に流れるように書くことから文で伝える言語
  4. 日本語を英語で説明する練習をするとグッと伸びる
  5. だからと言って語彙強化をしなくていいということではない

英語は文で考える言語😊

この前提に立てますと、学習でつまずいた時に割り切って前に進むことができます🙌

せいじ
せいじ
それではまた!