こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)

この記事では、関係副詞について学んでいきます😊
ポイントは「関係副詞の後ろは完全文」だということ☝️
ここを押さえておくと内容がスムーズに理解できます✨
- 関係代名詞との違い
- 前置詞+関係代名詞
- 注意しておきたい点
関係副詞とは?


つまり、関係代名詞との「大きな違い」とは「どこを説明しているか?」なのです😊
関係代名詞では当然「名詞」を先行詞(=関係代名詞の前におく名詞のこと)としますが、関係副詞では名詞を先行詞とするものの、その実態は違います。
【関係代名詞👇】
- This is the boy [who(⚫︎)helped me].(こちらが私を助けてくれた少年です)
- The book [that I bought ⚫︎ yesterday] is interesting.(昨日買った本は面白いです)
関係代名詞の後ろに続く文の中で、「必ず空所がある」というのが関係代名詞です。
一方で、関係副詞ではそれがありません💦
一体どういうことでしょうか?
【関係副詞👇】
- I remember the day [when we first met].(私たちが初めて会った日を覚えています)
- This is the place [where I was born].(ここが私が生まれた場所です)
- We first met / on the day.(その日に会いました)
- I was born / in the place.(そこで生まれました)
前置詞+関係代名詞
例えば「関係副詞を使わない例」を考えると、とてもわかりやすいです😊
- I remember the day [which we first met on].(私たちが初めて会った日を覚えています)
- This is the place [which I was born in].(ここが私が生まれた場所です)
それでも「私たちが初めて会った日」というように、どうしても場所や時を説明したい時があります。
ここで前置詞の出番です🙌
しかし、
「それを使うくらいなら、もういっそのこと(関係)副詞を使ったほうがよくない?」
となり、「前置詞+関係代名詞=関係副詞」という構造が生まれたのですね😊
以下が関係副詞を作るまでの流れです✨
- I remember the day [which we first met on].
- I remember the day [on which we first met].
- I remember the day [when we first met].(私たちが初めて会った日を覚えています)
つまり、
- 関係代名詞+後ろのほうに前置詞
- 前に移動させて「前置詞+関係代名詞」
- 「前置詞+関係代名詞=関係副詞」
という流れがあるのですね😊
ただし、
- That’s the topic [which we talked about].
- That’s the topic [about which we talked].(それが我々が話していた話題だ)
のように、前置詞を移動することはできても、関係副詞に変換することができない場合もあります🙇(whenもwhereも当てはまらないため)
その他の関係副詞

【whyの作り方👇】
- That’s the reason [which she left for].
- That’s the reason [for which she left].
- That’s the reason [why she left].(それが彼女が去った理由です)
この作り方(特にforを使うこと)を知っている人は意外にも多くありません😊
元の文は「She left for the reason.」(彼女はその理由で去った)となります。
ぜひ、この機会に作り方を覚えておきましょう🙌
ちなみにこの「That’s〜」という表現は、前に言ったことを受けていますので、前文との繋がりを考えることが大事です✨
【howの作り方👇】
- That’s the way [which I learned English in].
- That’s the way [in which I learned English].
- That’s [how I learned English].(そうやって私は英語を学びました)
(That’s the way [I learned English].(そうやって私は英語を学びました)でもOK)
- I remember the day [we first met].(私たちが初めて会った日を覚えています)
- This is [where I was born].(ここが私が生まれた場所です)
- That’s [why she left].(それが彼女が去った理由です)
上の例のように関係副詞を含む文においては、
- 先行詞
- 関係副詞
のどちらかを消すことが可能です😊
ただし、「場所や時」で先行詞を消してしまった場合は、自然と「the place / the time」を補うことが一般的だとされています✨
- 「how」と「the way」だけには注意
- 先行詞か関係副詞かのどちらかを消せる
間接疑問文との違い
- Do you know where she is?(彼女がどこにいるか知ってる?)
- Do you know (the place) [where she is]?(彼女がいる場所を知ってる?)
純粋に見れば上の文(間接疑問文)で捉えるほうが自然です😊
しかし、下の文として考えるのもアリといえばアリ。
つまりは「the placeが省略されているのだ!」と見る方法です✨
仮にそうだとしても、訳としてはほぼ同じ意味となるので問題ありませんね🙌
関係代名詞がくる場合(まれ)
- Kyoto is the place [which I want to visit].(京都は訪れたい場所だ)
- That’s the reason [which he talked about].(それが彼の話していた理由だ)
- Kyoto is the place [which I want to visit ⚫︎ ].(京都は訪れたい場所だ)
- That’s the reason [which he talked about ⚫︎ ].(それが彼の話していた理由だ)
二つ目の文は「about which」という形にしたとしても、「why」になることができません。
場所、時間、理由、方法が来た場合は、ほぼ間違いなく関係副詞が来ると思っていてもいいですが、文法の本質を知るという意味で上のような引っ掛けの文は、大事な考え方ですね😊
まとめ
以下、関係副詞のまとめです👇
- 関係副詞の後ろは完全文である
- 「前置詞+関係代名詞」を関係副詞にすることがある
- 場所、時間、理由、方法が来たらほぼ関係副詞で繋ぐ
- ただし「*the way how」という表現だけないので注意
- 間接疑問文と違いはほぼないと思っていていい