こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
さるくん
関係代名詞の学習の時によく出てきていた「間接疑問文」について教えてよ!
せいじ
そうだね!簡単に言えば、直接の疑問文と違って、途中から疑問文が始まるような、そんな文だよ!🙌

【関係代名詞の定義と使い方】制限して名詞を説明する関係代名詞の基本的な使い方について解説しています。...
この記事でわかること
- 間接疑問文の作り方
- ifとwhether
- toを使った簡易的な表現
間接疑問文のいろいろ

さるくん
そもそも「直接疑問文」なんてあったっけ?
せいじ
いわゆる「普通の疑問文」のことだよね♪ それに対して間接疑問文は、直接的に質問するわけじゃないし、途中から疑問詞が入るから「間接」って言われるんだね😊
【普通の疑問文👇】
- Is he at home?(彼は家にいる?)
- Where did she go?(彼女はどこに行ったの?)
間接疑問文での最大のポイントは、
疑問詞の後が主語+動詞の形になる
さるくん
ということは、必ず疑問詞(whatとかwhereとか)が入るってこと?
せいじ
そうだね💡 似たものとしてifやwhetherのパターンもあるから、それもやっておこう!🙌
- I don’t know / who she is.(彼女が誰なのかわからない)
- He asked me / what I was doing.(彼は私に何をしているのかを聞いた)
- She wonders / how old you are.(彼女はあなたが何歳なのかなって)
もちろん、疑問文としての間接疑問文もあります✨
- Do you know / where she went?(彼女がどこに行ったか知ってる?)
- Can you tell me / why he is angry?(なんで彼が怒っているのか教えてもらっていい?)
回答は「Yes. / No.」が基本のように見えますが、会話の中であれば、上記の質問には「〇〇に行ったよ」「〇〇したからだろ!」というように答えても、違和感はありません😊
間接疑問文では…
必ず後ろは「主語+動詞」の平叙文の並びにするのがポイント!
間接疑問文で出てくる疑問点
さるくん
せいじ先生!こんな文を作りたい時はどうすればいい?
🤔 Do you know / who is he?
さるくん
こんな形でも全然問題なくない?
せいじ
さるくん、君は本当に目の付け所が鋭いね!👀 要は「whoを主語と見立てて『誰が彼なのか?』という訳の文にすれば、文法的に合っているでしょ?」と言いたいってことだよね?
さるくん
そう!それでも良さそうじゃない?
結論から言いますと、この形はNGです🙅♂️
正しい形はこちら👇
🙆♂️ Do you know / who he is?(彼が誰か知ってる?)
さるくん
えー!やっぱり疑問詞のあとは必ず「主語+動詞」なのかぁ〜
せいじ
そうなんだ💦 でもね。ちょっとした変化球もあるから、そこは気をつけようか💡 普通にwhatやwhoが、間接疑問文の主語として成り立つ文はあるからね😊
🙆♂️ Do you know / who broke the window?(誰が窓を割ったかわかる?)
さるくん
た、確かに!ここではこれ以上の語順変化はできないや💦
せいじ
元々の直接疑問文それ自体も「Who broke the window?」だからね♪ でも意外にもこれがわからなくて「*Who did he/she/you break the window??」のように、無理やり主語を入れようとする人もいるから、注意が必要だね🙌
名詞節になる
せいじ
実はね、この間接疑問文それ自体は名詞節なんだ💡 だからwillも使えるし、何なら主語にもなるんだよ!🙌
さるくん
え?!そ、そうなの?!
間接疑問文を使うのは、その名詞節が目的語になるときがほとんどです😊
しかし、名詞節の性質上、主語や補語になることも可能です✨
- I don’t know [where she lives].(彼女がどこに住んでいるのか知らない)=目的語
- [How the accident happened] is still a mystery.(事故がどう起きたのかはいまだに謎だ)=主語
- The point is [who will take responsibility].(要点は誰が責任を取るかだ)=補語
ただし、主語になる場合は硬く聞こえるため、Itに置き換えられることが多いです😊
▶︎ It is still a mystery [how the accident happened].
覚えておきたいifとwhether
さるくん
せいじ先生!ifとかwhetherとかもこの間接疑問文の類(たぐい)に入るの?
せいじ
そうだね!🙌 ここで一緒に覚えてしまおう⤴︎
ifもwhetherもともに名詞節となり、意味は「〜かどうか」です😊
名詞節ですので「will」が使えます✨
- She can’t remember / if she locked the door.(彼女はドアに鍵をかけたかどうか覚えていない)
- The question is / whether we can trust him.(問題は私たちが彼を信頼できるかどうかだ)
さるくん
ん?結局「同じ」でいいの?
せいじ
いや、厳密に言うと違いはあるんだよ💡
ifとwhether
- どちらも「Yes. / No.」で回答できる
- ifは口語的でwhetherは若干フォーマル
- whetherはor notと一緒に使える(ifも口語ではOK)
- ifは主語、補語、前置詞の後ろでは使えない
ifの方が制限が多いですが、口語ではifを聴くことが圧倒的に多いですね🙌
- I don’t know / if he will come.(彼が来るかどうかはわからない)
- It depends on / whether he agrees.(彼が賛成するかどうか次第だ)
- [Whether we can finish this in time] is uncertain.(僕らがこれを間に合って終わらせられるかどうかは定かではない)
簡易的に使える表現

さるくん
そういえば、疑問詞の直後にtoを置いている人もいたよ!👀
せいじ
これは簡略化されたもので、めちゃくちゃ使いやすいんだよ!🙌
- I don’t know / what to say.(何を言ったらいいかわからない)
- I can’t decide / where to stay.(どこに泊まるべきか決められない)
- Do you know / when to leave?(いつ出発すべきかわかる?)
- I don’t know / how to use this machine.(この機械の使い方がわからない)
- I can’t decide / which to choose.(どちらを選ぶべきか決められない)
- I can’t decide / whether to go or not.(行くべきかどうか決められない)
whatやwhichのあとは「what color」や「which way」のように名詞がきても大丈夫です😊
まとめ
間接疑問文のまとめです😊
間接疑問文のまとめ
- 疑問詞を文の途中に挟む
- 疑問詞のあとはほぼ「主語+動詞」
- ifやwhetherで「〜かどうか」
- 目的語が基本だが主語や補語にもなれる
- 簡略化した「疑問詞+to」という表現もある
間接疑問文を関係代名詞と捉えるかどうかは、「what」の記事で書いています✨

【関係代名詞のwhatの使い方】the thing(s) whichで置き換える関係代名詞whatについての記事です。使い方や注意点など、わかりやすく解説していきます。...
せいじ
それではまた!