こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
この記事では、
- 現在完了形(継続)
- 現在完了進行形
の違いを学んでいきます。
- 現在完了(継続)
- 現在完了進行形
- それぞれの違い
現在完了形(継続)

- We have known each other / since high school. (私たちは高校生の時からの知り合いです)
- He has been sick / for three days. (彼は3日間病気です)
基本的には状態動詞(動きのない「〜ing」の形が取れない動詞)において「have+過去分詞」を使うといいですね✨

動作動詞でもこの形を使っても構いませんが、どちらかというと「完了しちゃったのかな?」という印象を持たれます。
今でも進行中であれば以下の「現在完了進行形」を使うほうが、「現在も進行中なのだ」という意図が伝わります😊
現在完了進行形

- It has been raining / all day. (一日中雨が降っています)
- She has been studying / for five hours.(彼女は5時間ずっと勉強し続けている)
- I have been waiting / for you since 3 PM.(私は午後3時からずっとあなたを待っています)
三人称単数現在の場合は、もちろんhaveはhasになります✨

先述した通り、「今でもまだその動作を続けている」場合、動作動詞であれば基本はこの「現在完了進行形」を使うことがいいと言われています。
ネイティブスピーカーによって見解は分かれますが、一説によりますと「短期的に動作をしているだけ」とも捉えられるそうです♪
お伝えしたとおり、
- be
- know
など、状態動詞で「〜ing」の形が非常に取りづらい動詞に関しては、現在完了進行形は使用しませんね。

物議を醸している動詞とは?

何人かのネイティブスピーカーたちの意見を参考にして、僕なりにまとめますと、
- liveは状態動詞に近いが、実は〜ingでもいける
- 「今でもそこに住んでずっと住んでいる」場合は、have been livingを使うのが無難
もちろん「have+lived」でも大丈夫ですが、多少なりとも「完了」の要素が入ってくるようです。
「あれ?今は住んでいないのかな?」
といったように。
一方で、先述した通り、「短期的にその場に住んでいるだけ」であるという意見もあります。
総合的に考えて、僕が自己紹介をするのならば、
I’ve been living / in Japan / for 35 years.(日本に35年間住んでいて今も住んでいる)
この「現在完了進行形」を使うようにしています✨
また、
I’m currently living / in Kanagawa.(現在は神奈川に住んでいます)
と、状態動詞と動作動詞の間の感覚でliveという動詞を使うため、基本的には〜ingの形にしても良いとなっています。
現在完了(完了と経験)はhave+過去分詞
- I have just finished my homework.(私はちょうど宿題を終えたところ)=完了
- I have visited Kyoto / twice.(私は京都に2回行ったことがある)=経験
- 現在完了(継続)では「have+過去分詞」と「have(has)+been+〜ing」で使い分けあり
- 現在完了(完了や経験)では「have+過去分詞」
まとめ
現在完了(継続)と現在完了進行形の違いのまとめとしては、以下の形で扱うといいでしょう。
- 現在完了(継続)「have+過去分詞」を使う場合は大体「状態動詞」(〜ingを取りづらい)
- その他、現在でも継続して行なっている場合は「動作動詞」で現在完了進行形が無難
- liveについては「ずっと住んでいて今も住んでいる」のであればhave been livingでOK
いかがでしょうか。
これでスッキリ使い分けられますね😊
「live」という動詞にだけ要注意です!